脚側行進&お散歩

「紐無脚側行進」は、自分がそうであったように、誰もが憧れていると思います。自分もJCCの競技会の「紐無脚側行進」をみて驚き、少しでも出来たらと思い訓練を始めました。リードも付けないでワンチャンと一緒に歩いている姿は、カッコいいの一言です。(一般道ではいけません。危険ですからね)

1:「つけ」と言ってワンチャンを左脚側に座らせる訓練をしましょう。位置を教えるのが大切です。脚側とは人の左側のひざの横です。これ以外は位置が違います。前に出ても後ろでもいけません。

2:ワンチャンを座らせて「つけ」又は「ついて」と言いながら左足から歩き始めます。

3:リードを使って最初は5mだけついてくるように練習します。5m歩いたら座らせ誉めます

4:5mが出来たら10m、10mが出来たら20mと徐々に距離を伸ばしていきます。

ところで「脚側行進」と「お散歩」は、同じなのでしょうか?

訓練を始めてから、ず〜と悩むのがこの問題です。散歩の時も訓練と同じにしないと、ワンチャンが迷うと言う人もいれば、散歩は自由にしないと、ワンチャンにストレスがたまると言う人もいます。
散歩の時は、必要以上にワンチャンにストレスをかける必要はありません。引っ張ったり他に問題が無い限り、あまりに神経質になるのは良くないと思います。散歩をする事が楽しみでワンチャンを飼った事を忘れないで下さい。但し、「つけ」の一言で散歩の時でも脚側行進が出来るようにしないといけないと思っています。半分は脚側行進でもう半分はワンチャンの自由になんてのが良いと思います。
1:[つけ」の言葉で、ワンチャンを左側に座らせる事を覚えさせましょう。

「つけ」と言って左足の所までリードで誘導して、「すわれ」と言って座らせて誉めます。位置にも注意しながら座らせるようにします。

つかせる方法は、右足側から回って座らせるように教える方が、座る姿勢や位置的に決まりやすいようです。(そのままついてもOKです。)

2:脚側の位置をワンチャンに教える事が大切です。

最初のつけで、位置が少しは理解できたと思います。

もう一度「つけ」と言って左足から歩きはじめます。左足から出るとワンチャンにとってご主人の動き始めがわかり、遅れが少なくなるような気がします。自分は、声符による合図を少なくする為に、試験の時に左足から出るとついて歩き、右足からだとついて歩かないようにジェイを教えています。

3:最初は、短い距離から行います。5M位から始めましょう。

初めから長い距離を歩かせる必要はありません。人とワンチャンが集中出来る距離から始めます。少しでも位置がずれたら、「つけ」と言って瞬間的にリードを引っ張り、ショックを与えます。

無言でショックを与える人もいますが、やはりワンちゃんには言葉をかけてあげましょう。

4:距離を伸ばしていきます。長くなっても同じです。
最初の1歩に注意しましょう。最初の1歩をついてくれば、結構長い距離も大丈夫です。最初は、「そうそう」などの言葉をかけてあげます。少しでも離れそうになったら「つけ」と言ってリードを瞬間的に引っ張ります。
5:右まがりと左まがりも練習しましょう。

右に曲がる練習
左手でももをたたいて「あと」と声をかけて右にまがります。
右に曲がる場合、犬が外側を回り後れがちになります。合図をかけて少し歩幅を小さくし回れ右をするようにしています。

左に曲がる練習
左手でももをたたいて「あと」と声をかけて左にまがります。
左に曲がる場合、犬が内側を回り犬に当たりそうになります。それを防ぐには右足でブロックするように犬の前方にだして曲がると良いです。

8の字も練習しましょう
人に立ってもらって、その間を8の字に歩く練習もしましょう。JCCの試験の科目にもなっています。
またBHA(ベーハー)試験では、数人の人が立っていて自由に動いている間を歩く科目もあります。日常生活でも必要な練習です。
6:紐無脚側行進

難しくしているのは、ワンチャンが位置を理解していないからです。方法はリードがある時と同じです。離れそうになったら「つけ」と言ってワンチャンの首輪を電光石火のごとく持って、ショックを与えます。・・・ちょっと無理かな? 

はじめは短い紐をつけて歩き始め、「あと」と言ってからわからないようにリードを放します。
離れそうになるとすばやく紐を持って「あと」と言ってショックを与えて常に左側を歩く事を教えます。紐が有る時よりも最初は動作をオーバーにして犬の集中力を維持させるようにします。

十分にリードを付けて訓練する事も必要ですが、思い切ってノーリードで行うのも勉強になって良いと思います。どれくらい位置を理解しているかすぐわかります。

家庭犬資格の試験科目(JCC&JKC)

色々な団体で資格審査を行っています。競技団体で試験方法など違います。少し紹介しますので、チャレンジしてください。

「紐無し脚側行進」

JCCは審査員の指示により、「右まがり」「左まがり」をして途中で「回れ右」などが入ります。「はやく」「ゆっくり」も入ります。

JKCでは、決められた線上を紐無し脚側行進します。上のクラスでは「早足」が入ります。

「合図による動作」

JCCの競技ですが、最初から最後まで声符無しで審査員の指示に従って、紐無し脚側行進を行います。
余談1)
紐無しの練習で、「釣り糸を使うと良い」という事を聞いて試しましたが、買ってきた釣り糸があまりにも細かったのか、1回で切れてしまいました。それっきり行っていないので、効果があるか誰か試してみてください。お願いしま〜す。
余談2)
紐無脚側行進は見た目ほど難しく無いと言う人もいますが、私は難しい科目だと思います。ジェイも、CDP・CD受験の時は完璧だったのが、CDX、UDになるにつれて練習では完璧なのに、試験の時だけ、きれいな脚側が出来なくなった時期があります。とぼとぼと歩いて来るのです。なんでだろ〜
たぶん試験の異様な空気で、逃げ出したいと言った気持ちが生まれてきているのだと思います。これを乗り切るのは、脚側を楽しくするか少し矯正的に直すかのどちらかです。ジェイは、エサでつって直しました。
左写真のような試験の雰囲気での練習も必要です。
余談3)
訓練試験の時にワンチャンがハンドラーの顔をずーっと見て、極端によりそって歩いているのを見ると、実際の散歩であんなに窮屈に歩いていたら、人もワンチャンも疲れるだろうな、と思います。一般道路であんな歩き方をしたら、目だち過ぎです。
ほんとの脚側行進は、自然体でワンチャンの存在がわからないくらいスムーズです。

その他色々
1:胴輪他について

訓練が最初でまだ上手でない時はチェーン・カラーを使用し、引っ張らないようになったら、皮か布製品の締め首輪を使用して行います。

スパイクやジェントルリーダーは、使用方法が非常に難しいので、使用方法をちゃんと指導を受けてからつけるようにしてください。付けている時は脚側が出来るが、はずせば・・・ なんて人が多いようです。

2:離れる場合 左側に壁がある所で練習するのも一つの方法です。
3:訓練所について 訓練所に入れたワンチャンが、訓練所の人の言うことは聞くのに、家族の言うことを全く聞かないなんて事を良く聞きます。飼い主さんに「訓練の方法とワンチャンの心理」を教えてくださる訓練所を選んでください。
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